「食」プロジェクト

2017年09月19日(火曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」那珂市のパパイヤ、やぎぬま農園の柳沼さん!

2017年9月4日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、那珂市の「那珂パパイヤ」の生産者のご紹介でした。メッセージは、株式会社・やぎぬま農園の柳沼正一(やぎぬましょういち)さんでした。パパイヤは、南国のイメージを持ち、完熟した甘い香りのフルーツですが、古くから健康野菜としても色々な料理に使われています。そこで柳沼さん、那珂市が栽培の北限のパパイヤを野菜として食べてもらえるように生産しています。どうすれば寒冷地で育てられるかを考えながら、2ヘクタールの畑で農業経営をしています。パパイヤは分解酵素が多く、疲労回復や体内浄化、消化促進に効果があるほか、ビタミン、ミネラル、植物繊維などの栄養素が豊富な野菜なのです。沖縄県で日常的に食べられているように、サラダから漬けもの、きんぴら、肉野菜炒めなどにして食べることができます。ちなみに、パパイヤの成長は早く、幹の高さは4メートルほどになります。10月から12月にかけて、熟す前の青い600グラムから1キロのパパイアを収穫するサイクルです。6カ月間で目標の収量を達成するには、土づくりが一番重要です。堆肥(たいひ)や油かす、米ぬかなどの有機質を多く使います。収穫後に切り倒した幹は、畑に混ぜ込んで冬を越します。料理のレシピを増やしながら、これまでにパパイヤのペーストを使ったドレッシングや炒め物のたれ、切り干し、葉を煎じたお茶などを製品化してきました。さらには、鶏の竜田揚げやポテトサラダ。パパイヤはどんな料理にも合うということです。お求めはやぎぬま農園でどうぞ。那珂パパイヤ、ぜひ、ご賞味ください。

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