「食」プロジェクト

2025年03月17日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」水戸市でフルーツトマトを生産している、株式会社ドロップ代表取締役の三浦綾佳さん!

2025年3月17日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、水戸市でフルーツトマトを生産している株式会社ドロップ代表取締役の三浦綾佳さんのメッセージをご紹介しました。

就農して10年目になります。仕事と子育てが両立できるライフスタイルを探っていたところ、テレビ番組がきっかけで農業に興味を持ちました。当時は広告代理店で働いていて、アピールなど販路拡大には自信がありましたが、農業は全くの初心者でした。それでも、新しい働き方の確立に共感してくれる仲間を増やしたいと、期待いっぱいで農業の世界に飛び込みました。ドロップには現在、共感してくれる女性を中心に、現在は34人のスタッフが所属、20代から70代まで、幅広い世代が活躍しています。

トマトを噛んだ瞬間、ジュワっとジューシーな果肉があふれるドロップのフルーツトマト。土を使わず、水と養分だけで栽培できる、ナノサイズの穴の空いたフィルムの上で栽培しています。取り組みは、国の「みどりの食料システム法」に基づいて、環境負荷の低減を目指す生産者を支援する「いばらきみどり認定」の第1号認定を受けました。

また、トマトの加工工場を建設し、収穫したトマトで無添加のジュースを作ったり、周辺のトマト農家さんが余らせてしまったトマトを加工して返却したりしています。地元の人たちとの関わりを大切したいと、水戸市成沢町の農場直売所を3年前にオープンさせるなど、ここ数年、6次化や地域との連携にも力を入れています。

現在フルーツトマトは、直売所のほか、県内や都内の百貨店、ふるさと納税の返礼品としても出品されています。

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