「食」プロジェクト
2017年07月24日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」桜川市で無農薬でブルーベリーを生産、6次化にも意欲的です!
2017年7月24日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、ブルーベリーの生産者のご紹介でした。お話は桜川市松田で農業を営む、中村統一(のりいち)さんでした。中村さんは、8ヘクタールの水田と5ヘクタールの畑で農業を夫婦で営んでいます。うるち米やもち米、小豆、小麦なども収穫し、その傍ら、無農薬でブルーベリーを生産し、夫婦でジャムも作っています。ブルーベリーの畑は1.6ヘクタール、ブルーベリーの風味と食感が楽しめるジャムを手作りしています。さらに、夫婦でまんじゅう、おはぎ、ようかんも作っているとか。毎日未明から作業に取りかかり、小豆を煮てあんこづくりから始め、もちをついたり、生地をつくったり、朝までに全商品を手作りしていて、ブルーベリーのジャムとともに、JAの直売所に出荷しています。販売先は、結城市の「きらいち」、笠間市の「みどりの風」、茨城町の「ポケットファームどきどき」、桜川市の「百将屋」、笠間クライガルテン直売所、「道の駅しもつま」など、9カ所に及ぶそうです。中村さんは「これからの農業は生産から加工、販売流通まで自分で責任を持たなければいけない」と、農業の6次化にも意欲的です。ブルーベリーは完熟で濃厚な甘みが魅力です。また、収穫後に追熟しない果物なので、収穫時に完熟を見極めることが大切です。青紫色の、甘みがのったおいしい実ができているということです。ジャムをぜひご賞味下さい。中村さんは、自作とは別に農事組合法人の代表理事を務めています。農村集落機能を後世に継承しようと考え、行動しています。頑張ってください!