「食」プロジェクト
2019年03月11日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」常陸大宮市の 「さといも」の生産者、「まるSUN農園」の佐藤まどかさん!
2019年3月4日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、常陸大宮市から、「さといも」の生産者のご紹介でした。メッセージは、常陸大宮市盛金(もりがね)に住む「まるSUN農園」の佐藤まどかさんでした(上の写真はご主人と、下の写真が家族写真)。
ここ数年、農家出身でない若者が農業を始めるケースが増えていますが、佐藤さんもそんな1人です。アパレル業界で働いていた佐藤さんが、音楽の仕事を志していたご主人と農業の世界に飛び込んだのは、7年前のこと。全国各地の農家で住み込みで作業を手伝う形で続けてきた研修を終え、古河市から常陸大宮市に移住し、独り立ちした今は、自宅近くの畑で、野菜作りに精を出しています。育てている野菜は、今回ご紹介しているさといもや、レタス、水菜など、多岐にわたっています。苦労は多いようですが、充実した毎日を送られている様子です。いま力を入れているのは、畑の土作り。おいしい野菜が育つようにと、無農薬野菜の栽培を実践しています。常陸大宮市の山方地区といえば毎年、『芋煮会』が開かれています。その芋煮の主役がさといもです。
担い手不足と高齢化が課題なのは、山方地区も同じです。佐藤さんによれば、芋煮会で使うさといもを生産する農家は年々減少し、佐藤さんがさといも生産の多くを担っているそうです。まるSUN農園のさといもは道の駅かわぷらざなどで販売されているほか、や、県内外の個人客に宅配便で配送しています。大きさや形などが適合しない規格外の商品は「tabeloop」(たべるーぷ)のサイトでも扱っているそうです。まるSUN農園の野菜、ぜひご賞味ください。