「食」プロジェクト
2018年08月26日(日曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」古河市「長なす」JA茨城むつみ総和地区園芸部会の園部農園の園部豊(そのべ・ゆたか)さん!
2018年8月6日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、古河市で「長なす」をつくる生産者のご紹介でした。メッセージはJA茨城むつみ総和地区園芸部会のメンバーで古河市にある園部農園の園部豊(そのべ・ゆたか)さんでした。焼いてよし、揚げてよし、煮てよしと、どんな料理法にも相性のよく、代表的な夏野菜のひとつ「なす」。高温多湿な夏が一番おいしい季節です。園部さんが「長なす」の生産を始めたのは4年前。サラリーマンから農家に転身し、家業のなすの栽培を継ぎました。しかし、思うような収量が得られず、回りの勧めもあって、長なすの生産に転換しました。去年は、25アールの畑で50トン近くを出荷しました。園部さんがメンバーの、総和地区園芸部会は23人で構成し、生産量を増やしてきました。7月30日には県の銘柄推進産地の指定も受けました。全国的に生産者が減っている農業ですが、総和地区では将来の日本の農業を支える20代から30代前半の若い農業者が中心に4H(よんえいち)クラブ「アグリ一揆」を設立。和気あいあいな雰囲気の中、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動などに取り組んでいます。様々な種類のなすが出てきている中、長なすは大いに可能性があるという園部さん、古河市の長なすのこれからに注目です。