「食」プロジェクト
2021年12月13日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」北茨城市で自然薯を栽培している、北茨城自然薯研究会・会長の山縣繁一さん!
2021年12月13日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、北茨城市で自然薯を栽培している生産者をご紹介しました。メッセージは、北茨城自然薯研究会・会長の山縣繁一さんでした。
本来自然薯は山にしか自生しない天然の山芋です。掘るのが大変で市場にあまり出回りませんが山縣さんは今シーズン5万本の収穫を見込んでいます。
37年前に自然薯の人工栽培を始めたパイオニアで土に埋めたプラスチック製の筒の中にフィルムと種芋を入れ、筒に沿った成長を促します。
このため通常なら30分程かかる収穫が筒を掘るだけのわずか数秒で収穫できます。
風味と粘りが良いのが特徴で変形したり腐ったりしにくく安定して収穫できるのもポイントなんだとか。
山縣さんが会長を務める北茨城自然薯研究会には25人ほどが所属しますが、山縣流の栽培方法を勉強したいと北は青森県から南は鹿児島県まで全国で700人以上の準会員が所属しています。
全国各地で自然薯栽培の技術を指導したり種芋を供給したりする現在72歳の山縣さん。
全国の自然薯生産者コミュニティを活性化しようと今日も奮闘しています。