「食」プロジェクト
2025年06月09日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」八千代町で4種類のメロンを生産している、中嶋メロン園の中嶋浩さん!
2025年6月9日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、八千代町で4種類のメロンを生産している、中嶋メロン園の中嶋浩さんのメッセージをご紹介しました。
メロンは種をまいてから収穫までに半年かかります。今年は春先の天候が悪く、例年より1週間ほど遅れた今月8日に収穫が始まりましたが、味は例年通り、おいしく仕上がりました。
栽培で重要なのは花の交配時期。天候に左右されやすいということです。また、接ぎ木をしない「自根栽培」や、生育の途中で肥料を与える「追肥」の成分にこだわって、味を追求しています。農薬を最低限に抑え、完熟の時季を見極めた収穫にも力を入れます。こだわりが詰まった中嶋メロン園のメロンは、八千代町大間木の直売所のほか、農協や生協などに出荷し、県内を中心に楽しめます。
高校卒業後、メロン栽培に携わって50年の中嶋さん。両親もプリンスメロンの生産をしていましたが、消費者の好みに合わせて、生産するメロンの品種を変えてきました。
7月半ばまで収穫が続くこだまスイカとともに、1.1ヘクタールの農地で、息子の拓郎さんと2人での栽培が続きます。今後の目標は、メロンやスイカの生産のノウハウを、若い世代にも広めたいということです。