「食」プロジェクト
2017年09月19日(火曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」五霞町のにんじん、杉田さん!6次化にもつながると意欲的!
2017年8月21日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、五霞町の「にんじん」の生産者のご紹介でした。メッセージは、五霞町の杉田ファームの杉田忠衛(すぎたただえい)さんでした。杉田さんのにんじんは、搾ってジュースにしてみると、砂糖を加えたかと感じるほど、甘くなります。強い甘みは寒さで凍らないよう、自ら糖分を蓄えることで生まれます。にんじんも生きるために必死なのかもしれません。8月ごろに種をまき、12月から2月に収穫し、出荷します。にんじんは10年ほど前、生産を始めたとのことです。数年前の定年後から、息子さんの就農に合わせ、本格的に生産に取り組み始めました。にんじんはジュースに加工し、圏央道五霞インターに近いJA茨城むつみ農産物直売所「わだい万菜(まんさい)」道の駅「ごか」店や、埼玉県内で直売されています。ちなみに、にんじんジュースは食塩や砂糖を入れず、にんじんそのものを濃縮した杉田さんのこだわりが支持され、2月に発売すると2カ月で1000本を完売。3月にはドレッシングもできました。杉田さんはにんじんジュースが好評だったことから、面積を昨年の4倍に拡大し、「年間を通して安定収入につながる」ように取り組んでいます。農家の商品開発を後押しするJAの取り組みについて、生産者は、6次化にもつながるのではないか、と期待していました。