「食」プロジェクト
2021年09月22日(水曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」下妻市の柿の生産者さん、塚田功さん!
2021年9月20日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、柿「下妻棚栽培太秋」を生産している下妻市の柿
の生産者をご紹介しました。メッセージは、塚田功さんでした。
塚田さんが作っている「下妻棚栽培太秋」は、1玉平均400gを超える大きな柿。
シャリシャリとした食感が特徴で、10月に収穫の最盛期を迎えますが、大きな柿を作るために欠かせない「摘果」
作業は5月から続いています。
柿は「立木」で栽培するのが一般的ですが、塚田さんが取り組むのは屋根からぶら下げる「棚栽培」。
梨の栽培のために金属のワイヤーで作った「棚」と呼ばれる屋根。枝や葉を縛ると、横に大きく広がります。
1メートル70センチの高さで、袋掛けや収穫など作業がしやすいんだとか。
78歳の塚田さん。もともと梨を栽培していましたが、10年ほど前、農作物栽培の勉強会で柿を見つけ、自分もやっ
てみたいと栽培を始めました。
桃栗三年柿八年という言葉がありますが、接ぎ木をしながら育てたため、4年ほどで収穫できるようになりまし
た。
今年も1トンほどの収穫を見込んでいます。
今後の目標は作付け面積を増やし、収穫量を増やすこと。多くの人に大きくて甘くておいしい柿を食べてほしいと
教えてくれました。