「食」プロジェクト

2017年11月15日(水曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」ほしいもで新たな需要喚起を!ひたちなか市の「ホシイモベースタカシヤ」代表、 黒澤太加志さん

2017年9月25日(月)の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、新たな需要喚起を狙う!ひたちなか市の「ほしいも」生産者のご紹介でした。メッセージは、ひたちなか市馬渡(まわたり)にある「ホシイモベースタカシヤ」の代表、黒澤太加志(くろさわたかし)さんでした。農産物の生産から加工、販売までを一貫し行う6次化。黒澤さんも苗植から芋掘り、干し芋の加工まで、一貫した6次化に取り組んでいます。そのなかで、黒澤さんが重視するのは、パッケージが奏でる個性です。シンボルマークのイラストにはこだわっているものの、ほしいもの写真やイラストはありません。パッケージ自体も“こだわりの商品”で、かつ、シンプルなデザインです。「ほしいもの需要喚起はまだまだこれから。もっと大きく育てたい」ひたちなかは、日本一の生産量を誇る茨城県の中でも有数のほしいもの生産地。黒澤さんはほしいもの、さらなる需要の掘り起こしに意欲を見せています。成熟市場と言われる国内市場。まだまだ消費の活性化のネタはあるのではないか。今後も創意工夫を重ねる取り組みが注目されるところです。ちなみに、ほしいもは秋に収穫したさつまいもを、空気が乾燥した冬に加工し流通させる商品で、天日干しになると、2週間ほどかかります。そこで、黒澤さんは、乾燥機を使っていもを蒸すなど加工し、乾燥機に入れておけば、ほしいもに仕上がる仕組みで製造しています。天日干しに負けない甘さで仕上がる黒澤さんのほしいも、ぜひ、ご賞味ください。

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