「食」プロジェクト

2019年04月21日(日曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、桜川市「いちじく」吉田寛司(よしだ・かんじ)さん!

2019年4月15日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、桜川市から、「いちじく」の生産者のご紹介でした。メッセージは、桜川市門毛のいちじくの里、吉田寛司(よしだ・かんじ)さんでした。いちじくは9月の中旬からが収穫の最盛期です。もともと高温を好む作物で、昔は、どの家の庭先にもあってみんなに愛されていた果物でしたが、最近は、いちじくを知らない人も多いようです。そうしたなか、吉田さんがいちじくを桜川市門毛の名産にするべく、立ち上がりました。いちじくは、クワ科いちじく属の植物で世界に700種ほどあります。その歴史は古く、エジプト時代から栽培されていたと言われ、日本には江戸時代に蓬菜柿という品種が中国から伝わったのが始まりなのだそうです。吉田さんが栽培している品種は、バナナの味に似ている「バナーネ」と大きい果実の「ダルマテー」です。桜川市門毛の里山をイチジクがなる果樹園にして、いちじくのコンポート、ポポーといちじくのジャムなどをつくって、地元で販売しています。いちじく料理教室、いちじく栽培教室、いちじく狩りを開いて、いちじくの楽しさをアピール中です。最終的な目標は、桜川市門毛の里山を多くの人に楽しんでもらえれば、ということだそうです。いちじくに限らず、キウイやゆずも生産しているほか、里山散策マップを作って、一度、足を運んでほしいと呼び掛けていました。門毛のいちじくを召し上がりながら、門毛の散策を楽しんでみて下さい。

 

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