「食」プロジェクト

2021年05月13日(木曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」つくば市のしめじの生産者さんの山田大輔さん!

2021年5月10日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、つくば市の「しめじ」の生産者をご紹介しました。メッセージは、JAつくば市谷田部産直部会の山田大輔(やまだ・だいすけ)さんでした。

 

 

ぷりぷりした食感がたまらない「しめじ」。食物繊維が豊富で低カロリー!

食べて美味しく体にも嬉しいきのこ。お手頃価格なので、食卓の味方です。旨味たっぷりの滋味がじわっと口の中に広がり、歯ごたえのある逸品です。

40年ほど前に父親が設立した農場を15年前、大輔さんが継承しました。栽培を手がける2つの建屋には、「ぶなしめじ」のほか、「ひらたけ」の培養瓶だけがぎっしりと並び、湿度98%の室内は、しんと静まりかえっています。

 

 

  一方で、包装や出荷などを行う建屋は、ベトナムとカンボジアから来日した、外国人研修生がフル回転で作業にあたっていました。

 茨城県は全国3位の生産量を誇り、山田さんの生産量も300トン、関東や山梨、静岡の各県のほか、福島などに出荷し、コロナ禍で宅配の需要が増える中で家庭に直送されるほか、スーパーにも並んでいます。

 農業は作業に手間がかかる先が見えない仕事でもありますが、「きのこ」栽培には品質が一定で経営も安定しているという強みがあると感じています。

 山田さんが加わっているJAつくば市谷田部はこのほど、経済的に困難を抱える子どもの未来を支援するための「つくばこどもの青い羽根基金」に寄付金と地元産の野菜を贈りました。

 山田さんもこうした活動に共感しながら、食べ物を、困っている人たちに届ける「フードバンク」への取り組みや、地域の小学生の社会科見学にも協力しているとのこと。これからも「きのこ」で社会を盛り上げてゆきます。

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