「食」プロジェクト

2020年03月26日(木曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」つくばみらい市でお米「ふくまる」を生産している、JA茨城みなみ普通作部会の高野智光さん!

 2020年3月23日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、つくばみらい市でお米「ふくまる」を生産している、JA茨城みなみ普通作部会の高野智光(たかの・としみつ)さんでした。

 

 

 

 兼業農家だった両親から農地を引き継いだ高野さん。農業だけに専念してお米の生産だけで収入を得ようと「専業農家」の道を選びました。県立農業大学校を卒業後に就業して22年。11年前には茨城県稲作共進会で、最優秀賞となる「農林水産大臣賞」を受賞するなど、おいしいお米を作るためのチャレンジが結果となって現れています。現在は20ヘクタールの農地を使って、「ふくまる」を大手寿司チェーンに出荷しています。
 今は、下準備の期間。4月から5月の田植えに向け、塩水に種もみをつけて、実のつまったよい種もみだけを浮かべ種にする作業などを続けています。
 JA茨城みなみでは9年前から大手寿司チェーンとの契約栽培に乗り出し、現在は、130ヘクタールの栽培面積で、60人の生産者が「ふくまる」の生産に取り組んでいます。大手寿司チェーンの反応は上々で、地域全体の収量向上にも力を入れています。

 

 

 国内では今、米の消費をふやす取り組みが続いていて、地域ごとに、さまざまな試みが行われています。米をめぐるきびしい状況は変わりませんが、高野さんをはじめとするJA茨城みなみ普通作部会の皆さんの、さまざまな努力が続きます。

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