「食」プロジェクト

2017年12月25日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」つくばみらい市で有機特別栽培「コシヒカリ」を生産する農創の栗原哲さん!

 2017年12月11日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、つくばみらい市で有機特別栽培「コシヒカリ」を生産している、株式会社農創(のうそう)の栗原哲(くりはらあきら)さんのメッセージでした。

 つくばみらい市の米づくりのルーツは、伊奈忠次(いなただつぐ)が徳川家康の家臣としてつくばみらい市に館を築き、治水に力を注いだころからの歴史があります。その子孫も治水事業に取り組んだ結果、

つくばみらい市周辺を有数な米どころとするなどの業績を残しました。栗原さんのお宅の米づくりも300年以上受け継がれ、哲(あきら)さんで10代目になります。

 栗原さん、実は大学卒業後プロボクサーでしたが、2戦2敗という戦績で「ボクサーとしての覚悟がない」と1年で引退し、土地改良区の職員に転向。

 その後、「自らの役割は米づくり」ではないかと、家業を受け継ぎました。農業では今、働く人をお年寄りが占めるようになる、高齢化や跡継ぎがいない後継者不足の問題が起きていますが、

その突破口として、ブランド力の強化と、6次化に取り組み、果敢な挑戦を続けています。

 2015年には筑波大学で開発された、玄米を原料とする「ライスミルク」の企画に参加したり、2016年には、茨城を代表するお土産を選ぶ「茨城おみやげ大賞2016」の審査会で、「こめつぶぱんだの米みつ」が

選ばれたりしていて、自らが生産する「コシヒカリ」を通じ、「新しい加工法で、消費者に笑顔になってもらいたい」と期待を込めています。農創の加工品は、オンラインショップでお求めください。

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