「食」プロジェクト

2017年06月20日(火曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」これからが旬の牛久市の「河童西瓜」

2017年6月12日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、旬を迎えた、牛久市の「河童西瓜」のご紹介でした。メッセージは、JA竜ケ崎西瓜生産部会の部会長、倉嶋清貴(くらしませいき)さんでした。メロンシーズンも一段落し、これからはスイカの季節となります。筑西市や桜川市が全国一の産地を形成するこだまスイカはピークを過ぎましたが、牛久市、阿見町などを中心に大玉スイカの出荷が本格化しています。大玉スイカの県銘柄産地は牛久市と阿見町です。ともに長い歴史に育まれた栽培技術が売りです。独特のシャリシャリした食感が特徴の「河童西瓜」は、牛久市のシンボル・かっぱにちなんでネーミングされました。いよいよ出荷が本格化し、ピークは7月中旬ごろまでの見込みです。じっくり味と甘みを乗せるのが特徴です。スイカは重く、天候によりトンネルの開け閉めが必要になるなど、年を取ると世話が大変ですが、河童西瓜の栽培農家はみな、品質で負けないよう、自信を持って作っているそうです。今月(6月)5日には、JA竜ケ崎西瓜生産部会による「河童西瓜」の目揃(めぞろえ)会が、牛久市小坂町(おさかちょう)のJA竜ケ崎牛久営農経済センターでありました。出荷を前に、生産者らがスイカの出来栄えを確認していました。目揃会ではスイカの品質が均一になるよう、出荷規格を確認し合いますが、生産者らは、スイカを手でたたいたり、転がしたりして傷や形を確かめ、箱詰めしていました。十分に糖度も上がっていて、おいしいスイカが食べられそうです。

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