「食」プロジェクト
2020年05月25日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、行方市の野菜ソムリエ農家のはらの野原亮一さん!
きょうの「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、行方市のサツマイモやトマトなど年間30種類の野菜を生産する生産者をご紹介しました。メッセージは、野菜ソムリエ農家「のはら」の野原亮一(のはら・りょういち)さんでした。
野原さんは年間20品目30種類の野菜を2ヘクタールある畑で栽培しています。両親の跡を継いで10年、基本的に一人での作業です。今は夏野菜の栽培をしながら、サツマイモ「紅はるか」の苗の植え付け中。それぞれの野菜にあった土づくりを丁寧に行い、いろんな野菜を少しずつ育てる「少量・多品目」栽培で、一年中彩りがあって常に野菜が出荷できるいわゆる「儲かる農業」を目指します。
そして野原さんは「野菜ソムリエ」として活動しています。「野菜ソムリエ」は一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会が認定し、生産者と消費者の架け橋となり野菜の素材や成分だけでなく調理方法の知識を持つ人が取得できる資格です。「野菜ソムリエ」になって12年。野菜を効果的に摂取してもらおうと活動しています。さつまいも料理コンテストで、安納芋や鳴門金時などの有名な芋のレシピをおさえ見事全国大会でグランプリを受賞したほどの実力の持ち主!
また、今作っているフルーツトマトやキュウリなどの夏野菜は、水分だけでなく、からだの調子を整えるミネラルやビタミンが、たっぷり含まれています。ビタミンは熱を加えると壊れてしまうので、お肉や魚と一緒に調理するのが良いという野原さん。これからも野菜ソムリエならではの野菜の楽しみ方と、本当においしい野菜作りを追求していきます。