「食」プロジェクト

2020年04月20日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、笠間市で有機農業を教える研修農場を運営する涌井義郎さん!

2020年4月20日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、笠間市で有機農業を教える研修農場を運営する、あした有機農園の涌井義郎(わくい・よしろう)さんでした。

涌井さんは、トマトやサトイモなど年間を通じて40種類の有機野菜を栽培しながら新規就農者の支援を積極的に行っています。有機栽培をはじめようと、涌井さんを訪ねてくる人は県内外問わず来ています。野菜の有機栽培をはじめて27年。自然環境を守るために、有機栽培をはじめました。

2011年から笠間市で有機農業を教える研修農場を運営しています。
3枚の畑と苗を育てるハウス、資材庫がある本拠点と他に市内4か所あわせて1.5ヘクタールの農地で栽培しています。研修農場ではアメリカ人を含む3人の研修生がいて、毎日畑に来ています。

有機農業の基本は地域の有機物資源を使った土づくりだそうです。

土とその中で生きる虫たちの力を大事にしています。

また、農場を始めるとき井戸を掘り、電気が必要なときは発電機やソーラーパネルからとるそうです。その土地の資源をいかして安心して食べられる野菜を作っています。
涌井さんは有機栽培のこれからについて「研修農場から独立した若い人たちに、どんどん有機野菜を作ってほしい!子どもたちに土に触れてもらう機会を作りたい!」と話していました。

「食」プロジェクトTOPへ