「食」プロジェクト
2020年09月07日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、常陸太田市常陸太田ぶどう部会の武藤豊さん!
きょうの「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、常陸太田市でブドウを生産する生産者をご紹介しました。
メッセージは、JA常陸、常陸太田ぶどう部会・部会長の武藤豊(むとう・ゆたか)さんでした。
常陸太田市はブドウの生産が盛んで、県内トップの栽培面積を誇る歴史あるぶどうの産地です。常陸太田ぶどう部会は、現在およそ50人で巨峰やシャインマスカット、オリジナル品種の常陸青龍などのブドウを生産しています。ブドウ畑は阿武隈山脈の南端となる水はけの良い丘陵地に広がり、畑の上には、雨による病気を防ぐためにビニールの「雨よけハウス」が設置されています。ハウスは9割の部会員が導入し、高品質で安心して食べられるブドウを生産しています。
昭和34年からぶどうの試作がはじまり、「常陸青龍」は、平成16年に品種登録され、旬を迎えています。シャインマスカットに似たような黄緑色をしていて、糖度が高いわりに、しつこくないすっきりとした甘さが特徴で人気の高い品種です。カルシウムやミネラルを多く含む栽培に適した土がブドウを美味しく育みます。
武藤さんは先祖代々、ブドウを作っています。昭和34年から続く農園で、より大粒で美味しいブドウ作りに情熱をかけてきました。息子さんに引き継ぎながら、これからも美味しいブドウを作っていきます!