「食」プロジェクト
2020年07月06日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、土浦市JA水郷つくばの萩島一郎さん!
きょうの「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、土浦市でグラジオラスを生産する生産者をご紹介しました。メッセージはJA水郷つくば今泉共選部会・部会長の萩島一郎(はぎしま・いちろう)さんでした。
グラジオラスは南アフリカ原産のアヤメ科の花で、5月から11月の長い期間咲きます。このうち、夏咲きのものは暑さに強く、葉も花も大きいという特徴があります。1メートル以上の高さで縦方向に花をつけ、冠婚葬祭やスタンド花としてよく使われます。茨城県では60年以上前から栽培が盛んになり、このうち、土浦市は全国有数の産地となっています。出荷は今がピークです。
露地栽培で球根を植えてからおよそ75日が経過したところで、つぼみのまま出荷します。部会員は、28歳から65歳の13人。年間40種320万本以上を出荷しています。消費者に人気の高い花を作ろうと、県では、オリジナル品種「常陸はなよめ」「プリセスマーガレットローズ」「常陸はつこい」などの品種も開発。生産者の自慢は県内外に誇れる高い品質と優美な花の色です。
萩島さんは、多くの方に親しみを感じてもらいたい想いから、高さ70センチほどの「ミニグラジオラス」にも力をいれています。大きめの花瓶に一輪挿しで生けるだけでも華やかになります!茎の部分を少しカットし長さを調整しそのままの姿で楽しむのがおすすめです。
なかなか馴染みのない花ですが、家庭でも楽しんでもらいたいという萩島さん。今後も研究は続いていきます!