「食」プロジェクト

2020年04月20日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、つくば市で有機ロメインレタスを栽培する伏田直弘さん!

2020年4月13日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、つくば市で「有機ロメインレタス」など6種の野菜を生産している、ふしちゃんファームの伏田直弘(ふした・なおひろ)さんでした。

「ロメインレタス」は、白菜のように長い葉をもち、ほのかな甘味があり弾力のある食感が特徴で、炒め物などにぴったりの野菜です。伏田さんは、有機ロメインレタスのほかに有機野菜6種類を作っています。39棟のビニールハウスで一年間通して切れ目なく、18人のスタッフと出荷しています。小松菜・水菜は一年中、ホウレンソウ・パクチーは6月から9月、ロメインレタス・リーフレタスは12月から5月に出荷のピークを迎えます。

そして、今年度は農林中央金庫が2010年に作った「アグリシードファンド」の助成を受け、より多くの方に有機野菜を食べてもらおうと動き出しました。将来、地域農業の担い手となり得る、技術力のある農業法人を対象にした制度で限度額は1千万円。銀行などの融資と違い、株式投資などと同じ「出資」という形を取るので担保や保証は不要です。期日ごとに利息などを支払う必要もありません。JAバンクが窓口となり出資期間は最長10年です。これまでに580件、あわせて97億5700万円の出資実績があり、茨城県でも11件の出資実績があります。事業拡大のためにハードルとなるのが事業資金の調達ですが、伏田さんは10年後に年商10億を目指し、ビニールハウスの拡大などの設備投資にあて、有機野菜の生産にさらに取り組んでいきます!

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