「食」プロジェクト
2023年06月21日(水曜日)
常陸牛 1万頭突破 3年連続
茨城県のブランド銘柄牛「常陸牛」の販売頭数が1万885頭で3年連続1万頭を突破しました。輸出促進員をベトナムに常駐させるなどコロナ禍でも海外販路の開拓を続けたことが功を奏しました。6月21日、茨城町で開かれた常陸牛振興協会の通常総会で報告されました。記者会見する、常陸牛振興協会の鴨川隆計会長です。
常陸牛は指定生産者が県内で飼育し、食肉取引規格の4等級、5等級に格付けされた高級和牛を指しています。コロナ禍で、輸出業者が撤退し、タイ向けが激減するなどの動きを跳ね返し、昨年度も、 販売頭数1万頭を突破させました。今後もアジア方面への販売強化を続けます。
茨城県は30年後の農業ビジョンで「常陸牛」生産規模拡大を目標に掲げます。足元の生産コストの上昇や、後継者対策など、悩みは尽きませんが、経営環境の維持を図りながら、販売の強化を続けます。