「食」プロジェクト
2016年07月12日(火曜日)
いばらきの、生産者さんこんにちは。 行方市「みつば」
6月28日放送の「いばらきの、生産者さんこんにちは」。
行方市の「みつば」を紹介しました。
メッセージは、茨城県北浦みつば連合出荷組合の開発推進委員長で、有限会社「卓味(たくみ)」の、前田恵助(まえだけいすけ)さんでした。
みつばは日本料理に欠かせない上品な香りの野菜で、1本の茎に3枚の葉がつくことからこの名がつきました。
土を使わない水耕栽培のため、雑草が生える心配はありませんが、病気や害虫から守るために、温度管理や水質などには細心の注意を払っています。
前田さんのハウスは、霞ヶ浦と北浦に挟まれた、標高30メートルの高さにあって、水耕みつば“波動仕上げ”の生産と販売を行っています。
生産には、大学で開発された“EM培養液”を活用しました。
みつばは、食欲を高め消化を助ける働きがあります。
また神経をしずめ、リラックス作用があります。
血液をきれいにする働きやビタミンC・鉄分・カリウムなどのミネラル類が含まれています。
糸三つ葉にはカロテンが豊富で活性酸素を取り除く働きもあります。
根三つ葉は糸三つ葉に比べ風味が強くさっと加熱したほうがおいしくいただけます。
近年、関東でも認知されてきた恵方巻ですが、発祥の地、関西では、恵方巻にみつばが使用されています。
まっすぐに伸びたみつばは巻物の大きさにちょうどいいサイズで、その香りと食感が好まれ古くから使われてきました。
関東では、みつばの代わりにキュウリを使うのが一般的なので、是非みつばを使ってほしいと思います。