「食」プロジェクト
2016年11月18日(金曜日)
いばらきの、生産者さんこんにちは。 牛久産のおいしい100%大粒コシヒカリ「河童米」
10月25日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」のテーマは、「河童米」。
メッセージは、牛久市内で河童米を生産する、中島学(なかじままなぶ)さんでした。
都心からおよそ50キロ、宅地開発が進む牛久市の郊外に、住民がオーナーとなった水田で「うしく河童米」のブランド名で収穫されるお米があります。
大粒のコシヒカリで、農薬や化学肥料の量を抑えて栽培されています。
11年前に全量オーナー制度による栽培を始め、人気を集めています。
その秘密は安全・安心な「特別栽培米」で、手ごろな価格であること。
学校給食としても提供され、市内の小中学校で「地産地消」されています。
生産者全員が県のエコファーマー認証を取得しています。
土作りにこだわるほか、特別栽培米として、化学合成農薬・化学肥料を地域での基準の半分以下に抑えています。
指定水田には牛久のマスコット「キューちゃん」をあしらった看板が立てられ、オーナーはそれを目印に水田の様子も見ることができます。
そして、収穫された米は生産者からオーナー1人1人に手渡されます。
ちなみに、今年からは市内の下根直売所でも販売され、オーナーでない方にも、召し上がっていただけるそうです。
牛久市では、地元産米をPRし、農業への関心を高めたいと考えています。
そして、生産者も消費者の生の声を励みにしながら、さらに販売量を増やしていきたいと意欲的です。
オーナーを希望する人は、生産者を選んだ上で、牛久市農業政策課に申し込みます。
詳しくは、牛久市農業政策課にお問い合わせください。