「食」プロジェクト
2016年09月26日(月曜日)
いばらきの、生産者さんこんにちは。 つくばみらい「黒にんにく」
9月13日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」。
「黒にんにく」の生産者のご紹介でした。
この熟成黒にんにくの生産者は、なんと乗馬クラブ!お話は、つくばみらい市にある「柏乗馬クラブ」の代表、山蔦幸太郎(やまつたこうたろう)さんでした。
どうして乗馬クラブがにんにくを?と思うかもしれません。
ここの黒にんにくの特徴は、馬ふんを堆肥にして育てていること。
畑で使用している肥料は、すべて乗馬クラブの馬の馬ふんから作った堆肥です。
まず、にんにくを秋に植えつけ、馬ふんたい肥で育てながら、寒空の下で越冬、春に一気に成長して、夏に収穫。
そして、出来上がった白いにんにくを高温・高湿という一定の環境におよそ1か月熟成。
ドライフルーツにしたプルーンのような食感に仕上がります。
通常のニンニクよりにおいが気にならず、動脈硬化などに効果があるとされるポリフェノールの含有量が高いという「黒にんにく」。
馬との共生は、安心安全でおいしい農作物を育てるうえでも大事なことだとか。
ちなみに、山蔦さんが、つくばみらい市で経営する「柏乗馬クラブ」は乗馬のレッスンができる施設です。
創設は50年近く前にさかのぼります。
市街地からのお客さんに乗馬を楽しんでいただいたり、食堂で地元の食材を味わっていただいたりしています。
つくばみらい市には農業を営む若手経営者11人で作る「つくばみらい4Hクラブ」があり、山蔦さんもその一員で、市の特産品を多く生産しています。
山蔦さんの黒にんにくは、市の特産品である「つくばみらいプレミアム」にも認定されています。
詳しくは、つくばみらい市観光協会WEBサイトをご覧ください。