「食」プロジェクト
2017年01月05日(木曜日)
いばらきの、生産者さんこんにちは。 これからが旬、鉾田市の「いちご」
12月6日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、鉾田市の「いちご」をご紹介しました。
メッセージは、鉾田市で5月から、いちごの生産者を目指して研修中の風早聡一郎(かざはや・そういちろう)さんでした。
茨城県の果物の生産地の1つ、鉾田市にあるいちご園では、来年に向けて、いちごの生産が続いています。
風早さんが研修する農園のハウスは36棟あり、旬を迎えるころには「とちおとめ」や「やよいひめ」の2種類を味わうことができます。
甘い香りを漂わせて真っ赤に色づき、果汁と甘み、ほどよい酸味が口いっぱいに広がる味わいになるとか。
農園の現在のスタッフは合計16人。
分業制ではなく、ハウスごとに担当者を決めて行っているそうです。
同じ苗を世話することで、いちごのちょっとした変化にも気付くことができ、自分で作ったいちごとなると、責任感が生まれるとか。
収穫したいちごも、スタッフ毎に色分けしたコンテナに入れるので、誰が作ったいちごなのかひと目でわかるようにしています。
他のスタッフの作ったいちごを見て、そこでも気付きが生まれる。
スタッフの明るい笑い声といちごの話題がたえない農園です。
皆で考え、話し合い、勉強しながらいちごにとってベストな環境作りに励んでいます。
風早さんは30歳。
5月に千葉県から家族で鉾田市に移住したそうです。
いちごの生産者として、鉾田市で独立を目指します。
サッパリ!上品な甘みの“いちご”、ぜひ、ご賞味ください。