「食」プロジェクト
2017年04月20日(木曜日)
いばらきの、生産者さんこんにちは。行方市の「らっきょうの仲間「エシャレット」」
2017年4月17日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、らっきょうの仲間の「エシャレット」をご紹介しました。メッセージは、JAなめがた玉造地区エシャレット部会部会長の阿部隆男(あべ たかお)さんでした。行方市では45年ほど前から栽培が始まりました。現在では県内一の出荷量を誇り、静岡県浜松市と並ぶ全国有数の産地です。JAなめがたでは、旧玉造地区を中心に生産されています。温暖な気候、関東ローム層の水はけのよい土壌が栽培に向いているといいます。エシャレットはさわやかなかおりと、さっぱりとした辛さがあります!ビタミンなどの栄養が豊富です!いわば深窓のお嬢様ともいわれ。地中深く育てられ、それだけストレスもたまる弱りやすいデリケートな野菜と例えられます。
ふつうの野菜は手を入れれば入れるほど良くなりますが、エシャレットは繊細なので、雑草取りなどで畑に入らないようにしています。
収穫されたエシャレットを冷蔵で保存しますが、難しいのが温度調節です。低すぎても繊維が壊れてしまうし、高いとさらに成長してしまいます。試行錯誤を繰り返してきました。今では、年間を通じて京浜地区中心に供給しており、20センチに伸びた葉の部分は、折り畳んでひもで結び箱詰めされますが、その姿はお嬢様に似合わず、私たちは「ちょんまげ」と呼んでいます。都内でも評価が高く、喜ばれているエシャレット。是非ご賞味ください。取材の様子は2017年4月18日に放送した「フードガイダー”フジーニ”の茨城を食べよう」でもご紹介しました。