「食」プロジェクト

2017年11月15日(水曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」GIに登録された茨城町産!「飯沼栗(いいぬまぐり)」大山翔汰(おおやましょうた)さん

2017年10月23日(月)の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、6月「地理的表示保護制度・GI(ジーアイ)」に登録された、茨城町産!「飯沼栗(いいぬまぐり)」の生産者のご紹介でした。メッセージは、茨城町で「飯沼栗」を生産する25歳の生産者、下飯沼(しもいいぬま)栗生産販売組合の大山翔汰(おおやましょうた)さんでした。地理的表示・GI(ジーアイ)とは、地域の農林水産物などの名称を保護するもの。茨城県内では、おととしの「江戸崎かぼちゃ」に続いての登録となりました。GI(ジーアイ)登録を機に、ブランド力向上を販売促進に繋げています。飯沼栗は独自の技術で栽培され、実が大粒なのが特徴です。栗は通常、1つのイガに3つの実がなりますが、飯沼栗は1つのイガに1つです。冷温貯蔵を通じて甘さが強まってから計画出荷しているほか、出荷までに3度にわたり色つやのいい実を厳格に選別するなど、品質管理も徹底しています。大山さんの栗畑でも曾祖父の代から続く冷温貯蔵は独自の技術とのこと。さらに、栗畑では、独自の剪定方式、受粉のコントロール、土づくりやきめ細かい追肥がほどこされています。今月から都内に出荷されていますが、数が限られるため、市場にはあまり出回らず、都内有名店や大手デパートなどで、幻の高級栗として、販売されています。そのまま茹でて食べてもよし、新米で栗ごはんにすれば季節感たっぷり。渋皮煮や甘露煮などにすれば、スウィーツとしても楽しめる栗。秋の味覚の代表格、日本一の茨城の栗をぜひご賞味ください。

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