「食」プロジェクト

2018年01月19日(金曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」笠間市で、海外への輸出も手掛け、国内外から高い評価を受ける「ぶどう」深谷聡さん!

2018年1月8日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、笠間市で、手作りの土で、葉の数も抑え、海外への輸出も手掛け、国内外から高い評価を受ける「ぶどう」のご紹介でした。メッセージは、笠間市で「深谷果樹園」を営む、深谷聡(ふかやさとし)さんでした。

深谷さんは高校卒業後、県立農業大学校で果樹栽培を学びました。およそ15年前から父と一緒に1ヘクタールほどの畑で、40種を生産します。9割ほどは直売所や電話注文などで販売、残る1割を百貨店やレストランなどに出荷しています。

数年かけて草などを発酵させ、昆布などの海洋ミネラル分を加えた、手作りの土を使っています。フカフカと柔らかく、糸のような細かい根がビッシリ。この細かい根こそ、「土の養分が樹や果実に行き渡っている証拠」なのだそうです。今の時期の葉の剪定で、葉の数も制限し、果実に栄養を行き渡らせています。

深谷さんが理想とするぶどうの味は、こうした作業を丁寧に行うことで生まれるといいます。

深谷果樹園の直売所は、8月の巨峰から始まり、9月から11月まで、シャインマスカットやハイベリー、アレキサンドリア、瀬戸ジャイアンツ、ほほえみ、バイオレットキングなどのぶどうが並び、最盛期は毎週といっていいほど販売品種が入れ替わります。チャレンジを恐れず、研究熱心、

謙虚な深谷さんの人柄を物語る、深谷果樹園のぶどうにご期待ください。

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