「食」プロジェクト
2019年12月25日(水曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」牛久市の小菊、JA水郷つくば花き園芸部会長の吉田功さん!
2019年12月9日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、牛久市の「小菊」の生産者のご紹介でした。メッセージは、牛久市のJA水郷つくば花き園芸部会長の吉田功(よしだ・いさお)さんでした。
お墓や仏壇には、さまざまな花が飾られていますが、そのなかでも「菊」は、昔から供える方が多い花です。
吉田さんは、長年西瓜を栽培してきましたが、小菊栽培に転換しました。転換のあと、しばらくは、JAの担当者の指導を受けながら、品種ごとの栽培時期や栽培方法を学びました。今はご家族の協力を得ながら、順次出荷を行っています。 小菊の生産者たちをまとめている吉田さん。需要期に出荷するための対策として、夜間に一定時間電灯をつけることで花芽を抑え、出荷時期を調整する電照栽培の取り組みでは、研究データ化に則って消灯検討会を開催し、いつ頃電気を切るかを統一する取り組みもしているとか。また、梅雨の時期は葉の裏に白い斑点ができる白サビ病などさまざまな病気にかかりやすく、防除が欠かせません。多湿の中、防護服を身にまとい、多いときには3日に1度の割合で徹底防除に努めています。また、フラワーネットを使用し、小菊の成長に合わせて高さを調節することで曲がりを抑える工夫をしているそうです。このようにこまめに確認、手入れをすることで、青々とした葉を持った品質の高い小菊を育てることができるそうです。曲がりがなく頂点咲きで、品質の高い小菊をぜひどうぞ。