「食」プロジェクト
2019年11月05日(火曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」常総市で白菜を生産する井上真晴(いのうえ・まはる)さん!
2019年10月14日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、常総市で白菜を生産する井上真晴(いのうえ・まさはる)さんでした。
北風にさらされて家に帰り着いた時に夕食に鍋物が出ていたりするとなぜか嬉しくなるものです。さまざまな鍋があるなかで、具材として欠かせない白菜。鍋だけでなく、キムチという食べ方でも愛されている食材です。白菜といえば重量のある野菜で、冷たい風が吹き抜ける中での作業は、想像以上に大変な労力を要します。大学時代にワンダーフォーゲル部で活動していた井上さん、自らを「百姓」と呼び、専業農家として8年半前の就農以来、おいしい白菜を生産したい!と、鍛えた体を生かし、根気のいる作業に地道に取り組んでいます。そんな井上さんですが、白菜などの生産に当たって今、人間に代わって畑を耕すロボットトラクターといった、人工知能やITを駆使した「スマート農業」の導入を進めています。スマートフォン端末といったものを操作し、畑の中をGPSなどのデータをもとに自動で進み、プログラムされた通りに作業を行うということです。深刻な人手不足の中、規模拡大や経営面積の管理に向けた取り組みです。兼業農家と比べ、面積などの規模が広がる専業農家。コストや労働時間の大幅な短縮と、効率の良い農作業の追求。井上さんの新しい時代に向けた生産活動が続きます。県の青年農業士も務める井上さんの活動は下記動画でもご覧いただけます。