「食」プロジェクト

2019年11月24日(日曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」小美玉市で生産されている長ねぎ、川野正治(かわの・まさはる)さん!

2019年11月11日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、小美玉市で生産されている「長ねぎ」の生産者をご紹介しました。メッセージは、小美玉市の川野正治(かわの・まさはる)さんでした。

 

 

 川野さんはもともと自動車整備士でしたが、5年前に農業に転身、家業を継ぎました。現在は年間で60トンの長ねぎを生産し、出荷しています。
 茨城県は全国トップクラスのねぎの産地です。根が深く、化学肥料を減らして栽培され、十分な土寄せをするため、軟白部の長い柔らかくて歯ざわりの良いねぎとなっています。

 

 

 

 今年のように猛烈な勢力の台風などに襲われる極端な気象状況の中では、露地栽培のねぎは影響を受けやすく、曲がりや溶けてしまうものが増えてしまいます。それを防ぐために成長に合わせて土寄せをすることで、軟白部が長くまっすぐに育つ特徴があるそうで、川野さんは土寄せのたびに、風で曲がってはいないか、生育状況に目を光らせているようです。

 

 

これからの時期、ねぎは「鍋物」「味噌汁」「薬味」にと大活躍します。ねぎの緑の部分にはビタミンCやβカロテンが含まれ、白い部分には硫化アリルという辛味成分が多く含まれるとか。硫化アリルにはビタミンB1の吸収を助けて疲労回復を促す、食欲増進などの効果があるとされています。冬はねぎも太くなって甘みが増します。ねぎは焦げるかな、というくらいまで焼きつけたほうが、甘みが引き出せます。川野さんの長ねぎ、ぜひご賞味ください。

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