「食」プロジェクト
2017年12月05日(火曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」土浦市で切り花、グラジオラスを生産する生産者、萩島園芸の萩島一郎さん
2017年11月27日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、土浦市小山崎(こやまざき)町で切り花、グラジオラスを生産する生産者、萩島園芸の萩島一郎(はぎしまいちろう)さんのメッセージでした。土浦市では、切り花のグラジオラスが生産されています。グラジオラスは南アフリカ原産のあやめ科の植物で、茨城県では50年以上前から栽培が盛んになり、今では球根の栽培面積が全国一となっています。また、銘柄産地に指定されるなど品質のよいことで知られています。なかでも土浦市は主産地の一つです。栽培農家の人たちはシーズンになると、つぼみが膨らみはじめたグラジオラスを1本1本手際よく根元から引き抜いています。グラジオラスは春咲きと夏咲きとありますが、ここでは球根の植えつけ時期をずらすなどして、5月下旬から10月下旬までの5か月もの間、栽培できるということです。グラジオラスの需要は葬儀用やブライダルが大半を占めますが、最近では花持ちの良さをアピールし、草丈60~80センチのミニグラジオラスの市場出荷に取り組んで、一般の消費者向けの売り込みにも力を注ぎます。また、萩島さんは若手農業者8人でつくるJA土浦の次世代プロジェクト「ヨリアイ農場」の活動にも参加、新ジャガイモ掘りと梅酒造り、エダマメ収穫とブルーベリー摘み取りなどにも取り組んでいるとか。萩島さんのグラジオラス、ぜひ、楽しんでください。