「食」プロジェクト
2019年11月05日(火曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」土浦市で枝豆を生産する、井沢農園の井沢夏樹(いざわ・なつき)さん!
2019年10月28日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、土浦市の枝豆の生産者をご紹介しました。メッセージは、土浦市常名(ひたな)にある井沢農園の井沢夏樹(いざわ・なつき)さんでした。
井沢さんは一家で農業経営をおこなっています。中心となって引っ張るのが、生産を担当する夏樹さんです。営業などを担当する弟さんと兄弟で力を合わせ、井沢農園を盛り上げています。夏樹さんは、大学、大学卒業後と、冬はスノーボードショップで働きながら、プロスノーボーダーを目指して練習する毎日でした。農業は今から16年前に実家の農業を継いでいましたが、10年前ほど前からは本格的に就農し、6年前に井沢農園を設立しました。弟さんも加わり、現在はお互いに助け合いながらの経営が続きます。井沢さんが作る野菜は、米、ねぎ、ゴボウ、にんじん、ほうれんそうなど様々です。
(写真はねぎ)
とくに力を入れているのが「えだ豆」です。力を入れている理由は、競合が少なく、茨城はえだ豆の産地ではないので、ここから産地にしていきたいという想いがあったそうです。「湯あがり娘」「おつな姫」など、味わい豊かな茶豆の風味を持つ品種の生産に力が入ります。
地元JAの青年部のメンバーで構成された「次世代農業プロジェクト」の活動では、食育や農業体験イベントを通して「農ある生活」を提供し、農家への支援にもつながる新しい農業ビジネスを展開しています。今後の夢は収入を倍増させること。農業の6次化も視野に入れ、趣味のスノーボードにもかかわりつつ(自ら経営するスノボの店で取材しました)、さらにエネルギッシュな活動がつづきます。くわしくは、井沢農園で検索してください。