「食」プロジェクト

2025年06月09日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、下妻市で米を精米加工・販売している、百笑市場の代表、長谷川有朋さん!

2025年6月2日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、下妻市で米を精米加工・販売している、百笑市場の代表、長谷川有朋さんのメッセージをご紹介しました。

茨城県内300の農家から集めた、県内産のおよそ10品種の米を取り扱い、精米から加工、県内外への販売までを一貫して手掛けています。最も取り扱いが多い品種「虹のきらめき」は粘りが強く、お米の甘みも強いのが特徴。高温に強く、近年の暑さでも多くの収量を見込め、主に業務用米として使われています。品種を取り扱いの多い順に並べると、コシヒカリ、あきたこまち、ミルキークイーンとなっています。国内各地に展開する飲食チェーンやコンビニ、大手寿司チェーンなどの卸売りも担っていて、「特に首都圏の皆さんは、百笑市場が取り扱っているお米を一度は食べているのでは」と笑います。

「日本のおいしいお米を世界へ」をモットーに海外に販路を広げ、去年は3000トンほどを海外に輸出しましたが、最近は日本国内の米不足で価格高騰が続いています。今年の輸出の量は1000トン以上減る見込みで、国内に流通させる米の作付け面積を増やしました。

長谷川さんの好きなごはんのお供は、明太子、梅、おかか。ピーナツ味噌… と盛りだくさんで一番が決められないほど。今後も国内の米の需要と供給のバランスに寄与しつつ、日本のおいしいお米をより多くの人に知ってほしいと話していました。

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