「食」プロジェクト
2021年05月20日(木曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」つくば市の鈴木きのこ園の鈴木繁男さん!
2021年5月17日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、みそ汁でおなじみの具材、つくば市の「なめこ」
の生産者をご紹介しました。
メッセージは、つくば市中別府の「鈴木きのこ園」代表、鈴木繁男(しげお)さんでした。鈴木さんは、県内最大
規模のなめこの生産者です。
「鈴木きのこ園」は、つくば市の西部にあります。頑丈な鉄骨組みの建物には、空調が管理された培養室や作業室
がそろっていて、原木栽培ではなく、菌床を使った栽培が展開されています。
広葉樹のおがくずを菌床として瓶に詰めて、高温、高圧殺菌します。
殺菌後に種菌を植え込み、培養室で一定の温度と湿度を保ち、そうしながら管理すると、2カ月で収穫できます。
培養室には菌床が詰め込まれたプラスチックボトルが無数に並べられ、別室で大きく育った「なめこ」を大胆にハ
サミでザクザクと切り落とします。
処理する数は1日に平均4500個で、四季を通じて収穫。切り落とされたナメコは、サイズ別に袋詰めされます。
出荷先は宅配を展開する生活協同組合や、つくば市内などの野菜直売所やスーパーの産直コーナーで販売し
ています。