「食」プロジェクト

2020年02月07日(金曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」つくば市の「キャベツ」、農業生産・加工業「ワールドファーム」の経営企画室長、桜井勇人さん!

2020年2月3日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、つくば市の「キャベツ」の生産者のご紹介でした。メッセージは、つくば市に本社がある農業生産・加工業「ワールドファーム」の経営企画室長、桜井勇人(さくらい・はやと)さんでした。

 

 

 

「ワールドファーム」は2019年度の6次産業化アワードで最優秀の農林水産大臣賞を受賞することが決まりました。「食の6次産業化」といえば、農作物などを生産したあと、加工や販売まで行うことです。若いプロの担い手が冷凍野菜の国際化をけん引するという「もうかる農業」のモデルを確立したことが受賞の理由です。スタッフの平均年齢は30歳。若者が全国から集まってきます。キャベツは、ワールドファームが設立された20年前に初めて栽培した野菜です。キャベツを栽培野菜に選んだ理由は、生鮮用に比べて出荷コストが低く、経営効率がよいからということだそうです。加工用にして出荷します。

 

 

 

 キャベツからスタートした事業は、外食チェーンや食品加工会社のニーズに対応し、今では北は秋田から南は大分まで全国の農場で需要の高いキャベツの生産に加え、ブロッコリーやゴボウなどの生産にも取り組みます。
 加工野菜の需要が増え、コンビニや外食産業などが野菜の国産化を求めるなか、桜井さんは「6次化はあくまでも手段。豊富な農作物の強みを生かして新たな価値を生み出す事業を今後も拡大させたい」と意欲的でした。

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