「食」プロジェクト
2019年10月07日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」稲敷市でほうれん草を生産する、よつや農園の四ツ谷和之(よつや・かずゆき)さん!
2019年9月30日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、稲敷市でほうれん草を生産する、よつや農園の四ツ谷和之(よつや・かずゆき)さんでした。四ツ谷さんは、稲敷市の月出里(すだち)地区で16年前から、兄弟2人3脚でほうれん草栽培に取り組んでいます。露地栽培で年間120トンを、神奈川県など首都圏に出荷しています。ほうれんそうといえば、カロテンやビタミンA・C、鉄分、マンガン、カルシウム、マグネシウムなどが豊富とされ、体内の血液をつくる重要な増血成分。貧血予防にも欠かせません。漫画では、ほうれんそうを食べて強くなるシーンがありますが、決して大げさではないかもしれません。四ツ谷さんがほうれん草栽培で重視する点は、低コスト化。収量も増え、質を向上させ、農業所得を増やすという成果も生み出しました。最近では、弟が生産、四ツ谷さんが取引という役割分担に、インドネシアから来た2人の実習生が大きな戦力として加わりました。外国人労働者たちを受け入れ、共に働き、共に生きていく日々が続きます。ちなみに、稲敷市では2015年現在、18の経営体が8ヘクタールの農地でほうれん草栽培を展開し、四ツ谷さんも経営体の1つです。ほうれん草づくりの傍ら、優れた農業経営を実践する地域のリーダーである青年農業士に認定された四ツ谷さん。「身近な課題で地域農業に貢献できれば」。地域の農業振興にも意欲を見せていました。