「食」プロジェクト

2019年10月07日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」かすみがうら市で果樹の苗木を生産する酒井優一(さかい・ゆういち)さん!

2019年9月23日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、かすみがうら市で果樹の苗木などを作る、酒井農園の酒井優一(さかい・ゆういち)さんでした。酒井さんは、かすみがうら市宍倉で、妻と共に、果樹や花木の苗木生産でミリ単位の精度で木を接ぐ作業などに汗を流しています。生産した苗木は果樹農家などに出荷します。都内の大学で農業を学び、農業系の卸会社に就職し、業務を担当しました。多くの生産者などと付き合うなか、自らも苗木の生産者が一番よく合う仕事と考えました。その後、カナダやアメリカで研修を積み、その中で考えたことは、1つ1つの商品が持つ価値でした。当初は、家業でもあった街路樹などの生産を目指していました。そこで考えたことは「自分にとって魅力ある農業とは」。商品の売り方を含めて真剣に考え始めるなか、生産者の顔が見え、収益構造が分かりやすい生産スタイルをとるには、果樹の苗木を生産することが近道になると考えました。現在は3人の子供たちの子育てをしながら、忙しく苗木の生産と販売に取り組む酒井さん。野菜や果物と異なり、一般消費者の目に触れる機会は少ない苗木ですが、苗木生産の効率化に取り組みながら、高品質を農家に提供しようとがんばっていました。

 

 

   

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