「食」プロジェクト

2020年12月23日(水曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、鉾田市JA茨城旭村の大盛誠一さん!

きょうの「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、鉾田市でちぢみ小松菜を生産する生産者をご紹介しました。メッセージは、JA茨城旭村・そ菜部会の大盛誠一(おおもり・せいいち)さんでした。

ちぢみ小松菜は、寒くなると葉が縮んで甘みが増す冬限定の作物です。普通の小松菜よりも栄養価が高いのが特徴で、JA茨城旭村・そ菜部会で、2007年から試作が始まりました。普通の小松菜と差別化するためにネーミングを公募し、700点からブランド名を選びました。最終選考で決まったネーミングは、「あさひちりめん」!葉のちぢれ具合が着物の生地のちりめん模様に似ていることが由来です!2016年12月から「あさひちりめん」として出荷するようになりました。「あさひちりめん」は、12月上旬から3月上旬まで店頭に並び小松菜特有のえぐみがなく、葉肉が厚くて柔らかいのが特徴です。甘味があるので子どもたちにも喜んで食べてもらえるそう!

今年も収穫がはじまっていますが、寒さが本番を迎えるこれからは、葉の色がより一層深い緑色になり、ちぢれも増し、更に美味しくなります!サラダで食べても良いですし、お味噌汁やお雑煮、バター炒めやクリームパスタなど、様々な食べ方ができます。歯ごたえを楽しみながら食べてみてください。あさひちりめんの栽培は、温度管理が難しく、寒さにあてて葉肉のちぢれを作るのですが、氷点下になるほどの寒さには弱く、ハウスの温度管理が大切。毎日、ハウスのようすをうかがって、大切に育てています。冬しか食べられない「あさひちりめん」をぜひ食べてみてください!

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