「食」プロジェクト

2020年11月16日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、笠間市の伊藤農園の伊藤孝洋さん!

きょうの「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、笠間市で粘りの強さや味の濃さが特徴の自然薯を生産する生産者をご紹介しました。メッセージは、伊藤農園の伊藤孝洋(いとう・たかひろ)さんでした。

笠間市日草場(ひくさば)という地域は、今から350年以上前、馬を飼育する農民がたくさんいて、馬の食料となる草が豊富に茂ったところだったと言われています。なだらかな山が連なり、地形の高低差だけでなく昼と夜の寒暖差が大きく、昔ながらの自然が残っている里山で自然薯づくりに最適な環境を活かして栽培しています!肥料を使いすぎると味があらくなるので、化学肥料を使用せず日草場の土をそのまま使うようにしています。

5月6月に種芋の植え付けをし、11月中旬から収穫がはじまります。土の中で横たわるようにして1メートル30センチほどまで大きくなります!まっすぐで肌がきれいなものを作ることを心掛けている伊藤さん。できたものは、すりおろして食べるのが一番良いですが、梅肉とすった自然薯を海苔でまいて磯部揚げにするのもおすすめだそうです!

 伊藤さんは親の代から引き継いで酪農をしていましたが、25年前から自然薯を作りはじめました。伊藤さんが子供のころ、お祝い事などで食べた自然薯が美味しかったことから、作り始めました。今では、酪農は辞めて、奥さんと二人で自然薯づくりをしています。毎年4トンから5トンを収穫し、県内外のホテルなどで使われています。12月中旬まで収穫は続きますが、寒い日にとれる自然薯は特に身がしまっていて美味しいそう。笠間の日草場で作られた自然薯をぜひ味わってみてください!

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