「食」プロジェクト

2020年06月01日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、古河市のクロスバラ園の黒子忠則さん!

きょうの「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、古河市でバラを栽培する生産者をご紹介しました。メッセージは、クロスバラ園の黒子忠則(くろす・ただのり)さんでした。6月2日はバラの日。またバラは茨城県の花でもあり古河市の名産品。新型コロナウイルスが世の中に落とす暗い影、重苦しい空気を和らげてくれる可憐な花でもあります。生産を始めて23年の黒子さん。

ウェーブした薄ピンク色の花びらをもつ「エンジェルキス」、明るい赤色が印象的な「ブリランテ」、淡いピンク色をした大輪の「ピンクアバランチェ」や、明うす茶色をした香り高い「シュナーベル」など、さまざまな種類の花を商品用として水耕栽培。年間で12種類、およそ25万本のバラを栽培しています。父から受け継いで23年。1100坪で栽培し、切り花で市場に出荷します。

バラの水耕栽培は、一度植えれば4~5年作ることができ、育て続けると成分が偏って生育不良に陥ることも少なく、労力を減らすこともできるそう。家族と外国人研修生2人で作業します。

イベントが減り、外出も控えて家にいることが多くなった今、飾って目でたのしみ、品種によって違う香りで癒してくれるバラの花には、もらった誰かが喜んでくれることが嬉しいという黒子さんの思いが込められています。長くバラ作りが続けられるように、省力化できることを探りつつ工夫しながら、これからも黒子さんのバラ作りは続いていきます。

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