「食」プロジェクト
2017年11月15日(水曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、つくばみらい市「谷和原の切りみつば」JA茨城みなみ谷和原みつば部会の高津芳夫さん
2017年10月2日(月)の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、つくばみらい市から、全国に誇るブランド「谷和原の切りみつば」の生産者のご紹介でした。メッセージは、JA茨城みなみ谷和原みつば部会の高津芳夫(たかつよしお)さんでした。みつばは、一本の茎に小さな葉を三枚ずつ付ける、日本原産の野菜です。全国有数の生産量を誇る茨城県の切りみつばでも「谷和原の切りみつば」は、その多くが市場を通じて高級食材として、都内の高級料亭や割烹などで使われてきました。香りが料理を引き立てることから、お吸い物、茶碗蒸しをはじめ、いろいろな料理に用いられています。切りみつばは光を遮り、白く栽培したみつばの根元を切り落としたもので、お雑煮に用いられます。栽培は畑に種を撒き、元となる根を育てることから始まります。およそ半年かけて、じっくりと根を育てます。およそ半年後、地上に出た茎を切り落として根株を掘り起こし、根株のみをムロに移します。切りみつばをムロに移してからおよそひと月、ここからは伝統の技術が光る「選別・荷造り」の作業が始まります。切りみつばの出荷形態は、収穫・選別を終え、綺麗に整えられたみつば700グラムを“ひと株”としてまとめ、それを3つ合わせて束ねたものを“1俵”として出荷、荷造りは、優雅で美しく、実に見事です。サラダやおひたしなど、シンプルな料理でぜひ、みつばをどうぞ。