2年ぶりのROCK IN JAPAN FESTIVALを心待ちにされていた皆さん、この度は開催1か月前に中止のお知らせをすることになり大変申し訳ございません。弊社にとりましては、初めての主催開催となり、全社一丸となって成功に結び付けられるようROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局内で連携を取りながら進めてまいりました。しかしこのような結果となり忸怩たる思いです。
弊社は2019年11月にオーナーが代わり、2020年6月に社長が交代し新体制で社内改革を急ピッチに進めて参りました。今年4月には「LuckyFM茨城放送」へリブランディングを行い、つくば局の新設とradikoの一都六県へのエリア拡大を実施してきました。弊社の一連の改革の目玉事業の一つが「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」でした。これまでは「協力」という位置付けでしたが、今年は「主催」という立場で開催に向けた話し合いを鋭意進めて参りました。コロナ禍での開催となることもあり、関係各機関との打ち合わせを重ね、合意形成等を図ってきました。茨城県や地元ひたちなか市からの協力もあり8月開催に向けて大詰めを迎えようとしておりました。
ところが6月下旬に弊社に茨城県医師会から要望書を手渡したい旨連絡があり、7月2日(金)に茨城県医師会および県下26の医師会等によるROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021の中止、延期の要請書が茨城県医師会長から弊社会長に手渡されました。要請についてはすぐに同席の弊社イベントリーダーからROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局内で共有し、対応の検討がなされました。その結果、当夜、企画制作のロッキング・オン・ジャパンから弊社に連絡があり、地元病院・医療関係者のご理解・ご協力は欠かすことができず、医師会からの中止要請を重く受け止め、ROCK IN JAPAN FESTIVAL中止の方向が示されました。
最終的には週明け7/5(月)に事務局、茨城県、ひたちなか市、国営ひたち海浜公園、弊社による会合でギリギリまで開催する方法を模索致しましたが、最終的には総合プロデューサー渋谷陽一さんのご判断で中止せざるを得ないと決まりました。
繰り返しになりますが、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021が中止となり、皆様に多大なご迷惑をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。
株式会社茨城放送 代表取締役社長 阿部重典