2024年03月21日(木曜日)

【LuckyFM若手座談会】ラジオ業界への就職を考えている方へ

LuckyFMでは、各部署で若手社員が活躍中!年齢や社歴に関係なく、アイデアを活かすチャンスがあることは当社の特徴の一つです。そこで、社内でも期待が寄せられている若手社員たちで座談会を実施。学生時代や現在、会社についてを語ってもらいました。

【座談会参加者】
■栁澤佑衣(イベンター/専門学校卒・新卒入社3年目)
■江口杏佳(営業/大学卒・新卒入社2年目)
■佐野智興(編成ディレクター/大学卒・中途入社3年目)
■室田真人(報道記者/大学卒・新卒入社2年目)
■煙山ゆう(アナウンサー/大学卒・中途入社1年目)
■桐岡陽(営業/大学卒・新卒入社2年目)

Q.志望理由と現在の仕事内容を教えてください。

栁澤:もともとはラジオに携わりたかったわけではなく、イベントの仕事がしたくて就職活動をしていました。その中でご縁があり、弊社に入社。少し特殊なケースなのですが、はじめからイベント事業部へ配属されて、現在『LuckyFes』ではアーティスト契約周りをメインに担当しています。他にもアーティスト関連の問い合わせや行政の式典、コンサート業務などを行なっています。

室田:僕も自分でコンテンツが作りたかったので、ラジオ局だけではなくテレビ局も受けていました。その中で弊社を見つけたのですが、ベンチャー企業のような動きをしているラジオ局は珍しいなと感じて入社を決めました。今は報道広報事業部で報道記者をやっています。主な担当は県北地域と県警で、事件やイベントについて取材しています。今日は県議会へ取材に行ってきたところです。

江口:私はラジオが好きで、ラジオ局で働きたくて入社しました。弊社を志望した理由は面白い仕事ができそうだったからです。ちょうど就活していたタイミングで堀(義人)がオーナーになったり、radikoのエリアが関東一都六県に拡大したり、地方局の中でも新しい動きがありそうだな、と。現在は営業をやっており、CMや番組、イベントなどのスポンサーへのセールスをメインに、番組企画を販売しています。

桐岡:僕も江口さんと全く一緒。ラジオが好きでラジオ局を受けて、ご縁をいただいた弊社に入社をしました。仕事内容も江口さんと同じです。一緒のチームで、日々切磋琢磨しながら仕事に向き合っています。

佐野:僕は中途入社なのですが、前職は九州のラジオ局で働いていました。志望理由は大学時代に弊社でアルバイトをしていたことと、ラジオ局での経験を活かしたくて、です。コロナ禍の影響で前職を辞めて、九州から出身地である関東に戻った時に転職サイトで弊社の東京支社の募集を見つけて。受けてみたところ、第一級陸上無線技術士の資格をもっていたこともあり、「水戸で働いてほしい」と言われて、今このテーブルに座っています(笑)。担当している仕事は、ワイド番組のディレクターやミキサー、番組の企画立案などです。

煙山:私も中途入社組です。入社理由は色々あるのですが、一番大きかったのは放送番組作りだけではなく、『LuckyFes』などのイベントの主催もしているところ。幅広い仕事に挑戦できる環境だと思って、志望しました。番組だけに絞って見ても、とにかくバラエティ豊かなんですね。私は声の仕事がしたかったので、ここでならリポートもナレーションも、イベント参加もできそうでしたし、場数が踏めそうだと思い、入社を決めました。現在はワイド番組と音楽番組を1つずつ担当しています。それ以外にもリポートや取材に出かけたり、CMの収録をしたり、イベントに出演したり。時には番組の企画にも参加させてもらっています。

Q.どんな学生時代を過ごしていましたか?

栁澤:私はメディアやイベントに全く関係のない、簿記やマーケティング、HTML、色彩などを学ぶ専門学校に通っていました。高校時代からイベント系の仕事に就きたいと思って就活をしていたのですが、ちょうどコロナ禍に入ってしまって。環境的に東京の会社に行く選択肢がなくなってしまったんです。その時に「資格だけ持っていればもしかすると夢に繋げることができるかもしれない」と、専門学校に進学をしました。卒業する時期に弊社のイベンター募集を見つけたのですが、それが中途採用のみだったんです。ダメ元で電話して「新卒なんですけど応募したいです」と問い合わせたら、面接の機会を設けていただいて。他のみんなは総合職での採用だったと思うんだけど、私は最初からイベンターとして採用してもらいました。

江口:本当は東京で就職したかったんだ?

栁澤:当時、ライブで東京によく行っていたし、イベントに携わるなら東京の会社でしょって思っていたところがあって。そもそもイベントに携わりたいと思ったのも、小学生の頃からLDH系のライブに行っていたことがきっかけなんです。今、こうして思い描いていた仕事ができているので、趣味から仕事に繋げられて嬉しいです。

江口:私は都内の大学で、生物学を学んでいました。ラジオに関するサークルには特に入っていなかったし、はじめはアパレル業界に行こうと思っていたのでアパレル店のバイトくらいしかしていなかったし、メディアに関することは学生時代ほぼ何もしていませんでした。ただ、趣味がラジオを聴くことと気が付いて、いろんな局の番組イベントや公開放送などに通ったりしていましたね。それが楽しくて、ラジオでこんなに熱くなれるんだと就活を始めた感じです。

佐野:僕は学生時代ラジオにどっぷりだったかも。茨城大学に通っていたのですが、放送研究会に所属してラジオ番組を作っていたんです。途中、称号がほしいなとラジオドラマのコンテストに出たりもしていました。2年生からは弊社とNHKの水戸局でバイトをするようになって、FMだいごで番組を持たせてもらって。学部は工学部だったので全然関係無かったんですけどね。

室田:でも、一番正統派な就職ルートじゃない?

佐野:いや、最初は日立製作所に入社しようと思ってたんです。ヨーロッパの新幹線や電車を作りたくて。その傍らで趣味であったラジオに携わり始めたら、周りの大人たちから「佐野くんはラジオをやったほうがいいよ」って言われて。それを本気にしてラジオ業界に飛び込んじゃった、みたいな。悪い大人に捕まりました(笑)。

室田:想定していなかったでいうと、僕も一緒。都内の大学で国際政治を勉強して、お笑いサークルに入っていたんです。ずっとサークルに入り浸っていて、こういうことを仕事にしたいと思ってテレビ局やラジオ局を志望して、今ラジオ局にいますけどなぜか報道記者になっています(笑)。

佐野:メディア系のバイトもしてなかった?

室田:してなかった。2年生までは居酒屋、それ以降はずっとUber Eatsの配達員をしていました。その待機時間にラジオを聴いていたので、今思えばそれは良かったなと思います。

煙山:私も学生時代と今の仕事はあまり関係ないかもしれません。大学ではヒンディー語を学んで、インドやイギリスに留学したりしていましたが、今では全く話せません(笑)。ただ、子供の頃から演劇をやっていて、児童劇団に入っていたんですね。大学時代は学園祭実行委員会にいたので演劇からは離れていたのですが、コロナ禍で「私は何がやりたいんだっけ」と自分と向き合うことがあって。家の本棚に演劇の台本がズラッと並んでいるのを見て、これがやりたいことだと思って、ナレーターの養成所に通い始めました。それが今に繋がっています。

桐岡:僕も学生時代はメディア系の勉強をしていたわけではありませんでした。専攻も江口さんと同じ生物学でしたし。

江口:私はマウス、桐岡は蚕を扱っていたんです。

桐岡:趣味も動画鑑賞で、見ていたのもサッカーや『ドラゴンボール』。ただ、ラジオは好きで、キー局のサテライトスタジオでバイトをしていました。そこから今に繋がっています。

Q.入社前、入社後のギャップを教えてください。

江口:いわゆる「ラジオマニア」的な人ばかりだと思っていましたが、そうではない人もいて驚きました。もちろん皆さんラジオは好きなのですが、「マニア」まではいっていないというか。でも熱量高くマニアックな話ができる人もいるので、日々良い情報交換ができています。そこまでの熱量がない方には、「◯◯ってラジオを聞いてください」と押し売りしています(笑)。

煙山:私は自分でできることが多いという点に驚きました。今、音楽番組をやらせてもらっているのですが、ディレクターが台本を作って、選曲をしてくれると思っていたんですね。でも、それも自分でできるんですよ。自分で選曲できるし、このアーティストのコメントがほしいと思ったら自分でアプローチもできるし。自分で番組を作っている感覚がすごく楽しいです。良いギャップですね。

室田:報道も同じかもしれないですね。「こういう取材がしたいです」という意見が結構通るんですよ。やる気次第ではいろんなことができるので、好きな部署に配属されたら日々楽しく働けると思います。それと、部署間の垣根もあまりなくて、組織を越えていろんなことができる風通しの良さもあると思います。最近、他局の状況を知る機会があって、この風通しの良さも弊社の良さなんだなと実感しました。

Q.仕事を通して感じる嬉しさややりがいを教えてください。

桐岡:僕はやっぱり最初の仕事ですね。とある金融機関のクライアントから、若い層に向けてPRをやりたいと相談をいただきまして。ただ、やはり若い層は金融機関への興味関心が薄いんですね。そこでラジオを使って若者をターゲットにしたイメージ作りから始めることにしました。クライアントと二人三脚で一から企画に携わることができましたし、順調に企画が進んでいって、効果が出て。今でもその施策が続いているのが嬉しいです。

栁澤:私は『LuckyFes』ですね。イベント事業部だけではなく、営業部や他の部署も巻き込んだ大きなフェスなので、やりがいも大きいです。ホームページの更新やアーティストマネージャーさんとのやりとりなど細かな業務も多いのですが、できることを最大限やっているので達成感もあって。しかも、私は問い合わせの窓口になっている分、SNSなどを通してフレンズ(来場者)からの反応や感想を見た時には「やっていて良かった」と強く思います。

佐野:反応があるのは嬉しいよね。僕も「この曲はこんな人に刺さってほしい」と思って流した曲に反応があると嬉しいです。それと、サブカル文化を背負って制作をしている立場で言うと、サブカルを盛り上げられるのもやりがいです。例えば、『LuckyFes』の公開放送でアニメ作品のアーティストさんをゲストにお招きしたり、「Idol to LuckyFes」を企画してみたり、元々そのカルチャーを好きだった人にも喜んでもらえるコンテンツを作れた時の喜びはひとしおです。

室田:街中で「LuckyFM」という文字を見た時も嬉しいです。そういう会社って珍しいですし、働いていてモチベーションにもなっています。

Q.LuckyFM茨城放送の特徴は?

 

江口:社員は当たり前の感覚になっていますけど、やっぱり『LuckyFes』は大きな特徴だと思います。私たち2022年入社組は、フェスをやると聞かされないまま内定をいただいているんです。入社前にフェスをやると発表があって、「え、そうなの!?」って(笑)。はじめは戸惑いましたが、今ではもう仕事の一部になっています。

栁澤:他局でも主催をすることはありますけどね。当日までいろんな作業をするのは、弊社の特徴なのかもしれません。

佐野:それと、これだけ若手が最前線で活躍している地方ラジオ局って珍しいと思います。僕は前職で九州にいましたが、最年少だったんです。でも今、この中で最年長ですから。しかもみんなまだ若いのに、看板アナウンサーと看板記者、イベントのキーマン、営業のエースなんですよ。上司に付いて回っているのではなく、自分で最前線に立ってやっているのはすごいことだと思います。

煙山:自主制作率が高いのも特徴ですよね。弊社は自分たちで作っている番組率が異様に高いんです。他のローカル局を見ても珍しいと思います。若手が最前線に行ける風土も相まって、番組作りがしたい人にとってはすごくいい環境ですよね。

Q.就活生にメッセージをお願いします。

佐野:俯瞰的な目線で言うと、もし希望する企業に落ちまくってしまっても落ち込む必要はないと思っています。僕も2回転職していますが、新卒1社目でどこに入社してもやりたい企業にたどり着く可能性はありますから。いつか一緒に働けることを楽しみにしています!

室田:弊社は地方局という枠組みですが、やっていることも、できることも、地方じゃないと思うんです。場所的にも東京まですぐですし、東京で働きたいという人も少しだけ視野を広げて、LuckyFM茨城放送を選んでみてほしいです。

煙山:私は話す仕事がしたくて入社をしましたが、それまで経験があったわけではありませんでした。でも面接で私の中身を見てくれたり、やりたいことに耳を傾けて尊重してくれたりして、仲間に入れていただきました。そんなふうに弊社は一人ひとりをしっかり見てくれる会社なので、居心地がいいと思います。興味を持ってもらえたら嬉しいです。

江口:私は地元が横浜だったことから、就活前はLuckyFMリスナーだったわけではありませんでしたが、今こうして知らない土地に飛び込んで、面白い仕事ができています。ローカル局の中でも大きな仕事ができますし、ローカル局だからこその仕事もできていると思います。ラジオが好きな方は楽しめると思いますし、“好き”を極めて追いかけてみてください。

栁澤:やりたいことが明確であれば、面接官も熱意を見てくれると思うんですよね。なので、やりたいことを明確にしつつ、貫いていくことで、それに携わった仕事に就けると思います。頑張ってください!

桐岡:逆にやりたいことが決まっていない方にも、弊社はおすすめです。仕事を通していろんな業界を見ることができるので、ぜひ受けてみてください!