2022年06月01日(水曜日)

LuckyFes、Fantasista Utamaro氏によるビジュアルコンセプトを発表〜ロックの聖地「ひたちなか」でLuckyと平和への祈りを「Lucky曼荼羅」で表現へ

株式会社茨城放送(本社:茨城県水戸市)は、LuckyFM Green Festival(通称:LuckyFes)のクリエイティブディレクション担うニューヨークを拠点に世界で活躍するアーティストFantasista Utamaro氏によるアート領域のビジュアルコンセプトを発表しました。

 

LuckyFesが開催される国営ひたち海浜公園は、戦後に、「“平和の象徴”として公園を整備したい」という地元の強い思いにより、誕生しました。恒久の平和を願ってつくられた国営ひたち海浜公園は、現在では春のネモフィラ、夏のヒマワリ、秋のコキア、冬のアイスチューリップと彩り豊かな花々が四季を通じて咲き乱れる壮大な風景を見ることができ、多くの観光客に愛されています。

世界平和が脅かされる中このような歴史的な背景を持つ場所で、ロックの聖地「ひたちなか」の新しい夏フェス「LuckyFes」が開催されるにあたり、Fantasista Utamaro氏は、「全てを受け止め、愛し、日本そして世界中の人と共に平和を祈り、Luckyな道を進もう」という考えをアートで表現したいと抱負を語りました。

デザインのテーマは、幸運をつかむ「Lucky曼荼羅」です。曼荼羅(まんだら)とは密教で生まれた絵で、仏様の世界や悟りの境地が描かれています。曼荼羅のようにイメージと記号が体系的に配列して重なり合い、Lucky=幸運に向かっていくデザインです。

デザインのテーマは、幸運をつかむ「Lucky曼荼羅」

アートイメージ  森の中のオブジェ

観客は音楽のチカラによって前向きな気持ちになり、Fantasista Utamaro氏が創出したアートワークを観て、その美しさに心躍らせ自由に作品を楽しむことができます。エントランスのシンボルオブジェ、フラッグ、森の中のオブジェやオープンスペースなど、会場内に「無限増殖」と呼ばれる色とりどりのデザインパターンが広がります。

アートイメージ LUCK=CAPITAL (幸運は資本である)

デザインには、この土地を読み解くためのさまざまな記号が隠されていて、アーティストの創造の謎を解いていくのも楽しみのひとつです。

Fantasista Utamaro氏は以下のように話しています。
「LuckyFesをきっかけに皆がLuckyな日々を送れるよう心の底から願っています」

2022年4月、Fantasista Utamaro氏は、英国アカデミー BAFTA TVCraftAwards 2022において、「タイトル&グラフィックアイデンティティ賞」という名誉ある賞を受賞しました。

授賞式の様子

Fantasista Utamaro氏 受賞作品
2021年制作 英国放送協会BBC(British Broadcasting Corporation)の東京オリンピックのプロモーション映像
「BBC -Lets Go There- BBC’s 2020 Tokyo Olympics Commercial Film 」

■動画はこちらからご覧ください
https://youtu.be/Qrym1Lk3c1Q
© BBC, 2021

LuckyFesはチケットの第3次先行発売中で、期間は5月25日(水)13:00から6月5日(日)23:59まで。「いばチケ」「ぴあ」「ローチケ」「イープラス」でも発売しています。同時に駐車券の第1次販売も先着にて開始しましたので、第1次と第2次チケットに当選された方でお車の移動を検討している方はお早目の購入をおすすめします。

◆第3次先行チケット購入はこちら
https://luckyfes.com/ticket/

 

■プロフィール
クリエイティブディレクター:Fantasista Utamaro氏

 

 ビジュアルアーティスト/クリエイティブディレクター。無限増殖するアートワークをライフワークとし、ジャパンポップカルチャーをより高い解像度で世界に拡散するべくNY ブルックリンを拠点に活動中。無限増殖するパターンワークを軸にイラストレーション、グラフィックデザイン、イラストレーション、アニメーション、スペースデザインなどさまざまな手法を用いてウルトラポップ・彩度高めの世界観を構築、自身のクリエイティブを通し日本オリジナルのポップカルチャーの翻訳作業を軸に日々創作活動を展開。実績として、ファレルウィリアムズ、きゃりーぱみゅぱみゅ、初音ミクなどのポップスターのアートワークやミュージックビデオの監督、また、SK-II、NIKE、Google、UNIQLO、サンリオ、GAP、NETFLIX、MEDICOM TOYをはじめ、数多くのグローバルブランドとのプロジェクトを手がける。
日本産ポップカルチャーを核とし、あらゆる視点から文化の価値を掘り起こし、その輝きを化学変化させ世界に向けて拡張・増幅させるべく日々制作する。
URL:http://www.fantasistautamaro.com 

 

アートプロデューサー:磯崎寛也氏

ARTS ISOZAKI 代表/詩人現代美術を中心としたアートギャラリーの企画、運営を手がける。茨城県水戸市に縁のあるアーティストの個展を開催し、アートと町の親和性を高めながら、若い世代が現代美術に触れ、興味関心を持つきっかけを生み出している。
URL:http://artsisozaki.main.jp/