2022年07月21日(木曜日)

「ニュースなニューズ」 引退の参議院議員に聴く① 自民党・岡田広参議院議員

 

政界を引退する自民党の岡田広・参議院議員に聴きます。1986年に茨城県議会議員に初当選。その後、水戸市長を3期10年務めたあと、2003年の参議院補欠選挙で初当選し、参議院議員は4期19年務めました。「地方の声を国政に」を合言葉に、選挙戦では圧倒的な強さを誇ってきました。議員や市長として歩んだ36年間の政治家人生を振り返っていただきました。

「(36年を振り返って)私が水戸市長をやめて自民党公認候補として担ぎ出され、それから4期20年近く国会、参議院の生活。岩上妙子先生が「半ぱ人生」という本を出版しましたけども、妙子先生は医者としても、知事夫人としても、参議院議員としても、いい意味での「中途半端」っていう感じだったので、私もいっしょで、県議会、水戸市長、参議院議員とみんな中途半端、全部補選で出てきたっていう感じでした」

「(「選挙の神様」という言われ方もされたそうですが)言葉の持つ意味は分かりやすいほうがいい。心の「優しい」ともう一つ「わかりやすい」っていう意味が大切だと思います。できるだけやっぱり、政治の専門用語ではなくして、みんなが知っている言葉を使うのが一番いいのかなと思ってます。私は行政とか政治の使命、役割は、国民の皆さん、住民の皆さんの不安を安心に変えていく、不満を満足に、不便を便利に変えていくことで少しでも、国民や住民の不安に寄り添いながら仕事をするところに使命、役割ってあるんだと思います。だから、私の原点は「御用聞き政治」で現場に行くことからスタートしました」

「(選挙では圧倒的な勝利を積み重ねてきたが、これまでの選挙で最も厳しい選挙について)自民党県連会長になったときには、梶山議員以外に小選挙区で当選した人はいないという、本当に民主党政権が誕生した背景の台風のような状況だった。前知事の橋本さんが知事だったころの選挙は残念ながら候補を出せなかった」

「(既成政党離れが進んでいると言われていますが)既成政党と言うか、政治に無関心層が増えてきて投票率がどんどん下がってきてるって言うのはあると思う。報道されているように、政治に期待しても何も変わらないっていうことになってしまっている。みんなが頑張んなくちゃいけないことだと思うが、そのために、色々な政策を丹念に拾うこと、長い歴史を経てきた政党の存在感の十分な周知を続けていくことが大切」

岡田さんがもっとも力を入れた政策は、2018年に基本計画が発表された国立公文書館の建て替えでした。各省庁などから移管を受けた重要な公文書を歴史資料として保存、管理する場所が、国会議事堂近くに移ります。岡田さんが秘書をしていた岩上二郎・元参議院議員が中心となって、1987年に成立させた公文書館法。岩上元議員を近くで見ていたからこそ、強い思い入れがあると話していました。